炊飯器で一人暮らしのご飯は変わるのか?Panasonic[SR-KT069]レビュー
こんな人におすすめ
・一人暮らしで炊飯器の買い替えを悩んでいる
・Panasonic の炊飯器の購入を検討している
炊飯器ってそんなに頻繁に買い替えるものではないですよね。
私も内釜がボロボロになっても使用していました。
「米が張り付くだけでお米はたけるし、味の違いは分からないし・・・」
と思っていましたが、炊飯器を買い替えた今、
「あ、違うわ」と実感しております。
今回はPanasonic[SR-KT069] のレビュー(ファーストインプレッション)をしていきたいと思います。
結論
「炊飯器を変えるとお米は変わる。一人暮らしでもちょっとランクアップすべし。」
- 1.付属品はいたってシンプル、普通の炊飯器
- 2.きれいすぎてこまる、プライバシー注意の外観
- 3.機能は一般的+α
- 4.実際にお米を炊くと違いは・・・?
- 5.なぜうまいのか?
- 6. 3.5合炊きは便利
- 7.~まとめ~一人暮らしでもちょっとだけいい炊飯器を
1.付属品はいたってシンプル、普通の炊飯器
本体、内釜、内蓋、しゃもじ、軽量カップ、取扱説明書、保証書となっています。
2.きれいすぎてこまる、プライバシー注意の外観
とてもスタイリッシュ。上面がガラスタッチパネルを採用しているのでとてもおしゃれな感じです。
ちなみにこのタッチパネルですが、レスポンスも良くとても使いやすいです。
矢印が左右についていてモード選択時に
ブラックということもあるとは思いますが、上面だけではなく側面も鏡面のようなピカピカのきれいさです。
ピカピカすぎて写真撮ると部屋や自分が映り込み一苦労でした(笑)
あまりいないとは思いますが写真を撮る場合はプライバシーに注意です。
コンセントはコード式掃除機のようなリール式でした。
前の炊飯器より少し短かかったです。電源までの距離には工夫が必要そうです。
3.機能は一般的+α
・基本的な炊飯モード
基本的な炊飯モードはこのようになっています。玄米、雑穀米、ケーキモードは他のものよりも時間がかかるようです。
一般的なモードでは白米と無洗米を選択するようになっています。
・エコ炊飯とは
他のモードはその名の通りなのですが、エコ炊飯は"消費電力"がエコなモードです。
2合炊きの場合、ふつうで炊くと167 Whなのに対し、エコ炊飯では117Whと電力が抑えられるみたいです。
あまり気にしない方の方が多そうな気もします。
どちらかというとエコ炊飯はお米が少し硬めに炊きあがります。
ふつうの方が甘味は増すみたいです。
硬めが好きな方はエコ炊飯で節電+好みの硬さにできるという恩恵が得られます。
ちなみに僕も少し硬め派なので基本エコ炊飯にしてます。
・炊飯時間
エコ炊飯が43分、普通が48分に対して、早炊きは24~30分となっています。
一人暮らしの「あ、米炊くの忘れてた」に対応できる早炊き時間だと思います。
早炊きはお米に吸水させる時間を省くことで早く炊けるようにしているようです。
僕の場合、早炊きを使ったら水の量か米の銘柄なのかわかりませんが外はふっくら、中に芯が残ってる!?ということがあったので今後分かったら追記したいと思います。
・保温、再加熱機能
IH炊飯器の特徴として保温性能が良いというところがあるようです。
推奨時間としては24時間のようで、[SR-KT069]は24時間までは炊きあがりからの経過時間が表示されます。
24時間以降は保温はしてくれますが時間の表示が消えます。
マイコン式の場合は12時間といわれているようです。
この時間を過ぎるとお米が黄色くなってきたり乾燥してしまうんですよね。
以前使っていたマイコン式炊飯器は確かに黄色くなるのが早かったように感じます。
たしかにIH炊飯器の[SR-KT069]は保温を続けていても24時間くらいまでならおいしい状態がキープされてる印象です。
ちなみに[SR-KT069]は再加熱機能なるものがあります。
冷めてしまったご飯には使えませんが、保温中のご飯を熱々にできます。
保温とは言っても炊きたての温度ではないので炊きたての熱々が好きな方にはおすすめです。
僕は猫舌なので基本的には使わなそうですが(笑)
4.実際にお米を炊くと違いは・・・?
これまで使っていたマイコン式の炊飯器との違いですが・・・
「でます。」
これまでのものの味に不満があったわけではないのですが、バカ舌の僕でも違いが分かりました。
もちもち感や甘味の出方が違います。
あとは先ほども述べましたが、保温したときもおいしさが保たれています。
IH式炊飯器恐るべし。
5.なぜうまいのか?
IHならではのおいしさというのはあるのかもしれませんが、一応[SR-KT069]の特徴を見てみます。
ちなみにこの機種はPanasonicの炊飯器といえば!の機能「踊り炊き」非搭載です。
全部ついているものだと思っていたので買ってから気付きました(笑)
・内釜と2段IH+上部側面&蓋ヒーター
内釜は備長炭釜になっています。といっても内側のコーティングに備長炭が含まれているという意味のようです。
炭が含まれていることで発熱効率が上がるみたいです。
本体最底面だけではなく上部までIHやヒーターが付いているようです。
これにより熱のムラを軽減しているのだと思います。
・うま味キャッチャー
内蓋の長方形のくぼみが「うまみキャッチャー」です。
しかし、パナソニックの公式サイトなどを見てもあまり触れられていないんですよね。
調べてみると炊飯時の蒸気にはうま味成分(デンプン)が含まれていてそのうまみ成分を逃さないためについているみたいです。
三菱の蒸気レス炊飯器の仕組みの簡易版といったところでしょうか。
Panasonicの場合上位機種だとうまみ回収のカートリッジが付いているものもあるようです。
6. 3.5合炊きは便利
僕が[SR-KT069]を選んだ一つの理由が3.5合炊きでした。
中途半端な気もしますが便利です。大は小を兼ねますしね!
5合炊き以上だと炊飯器のサイズも大きくなるので、一人暮らしで手ごろなサイズの炊飯器で多めに炊きたい方には特におすすめです。
IHによる保温性能が高いのも相まって一度にたくさん炊ける恩恵が得られます。
7.~まとめ~一人暮らしでもちょっとだけいい炊飯器を
今回は、新しく購入したIH炊飯器Panasonic[SR-KT069] のレビューを書いてみました。
まさかとは思っていたのですが、炊飯器が変わるとお米のおいしさも変わります。
一人暮らしだから安いのでいいや、という考えもありかもしれません。
しかし、特に自炊を頻繁にする方は一人暮らしでも少しいい炊飯器を買うだけでちょっっぴり幸せになれるかもしれません。